企業の概要に加えて、外部記事を紹介することで質問対策まで完結するようになっています。
軽視されがちですが、スタートアップは「ミッションへの共感」を非常に大事にするので、会社の成り立ちも含めて、なぜその会社に行きたいのかを整理しておきましょう。
今回は株式会社マネーフォワードについて解説していきます。(※ビジネス職志望の方向け記事です)
転職をご検討中の方はブックマークして、いつでもこの記事を参照できるようにしておいてくださいね!
以下の目次より見たい箇所をクリックすると先に確認することが出来ます。
マネーフォワード(Moneyforward)を1分で解説
マネーフォワードがどんなサービスを展開しているのか全く知らない方は公式の動画があるので、まずは参考にしてください。
マネーフォワードの企業概要などは後述します。
マネーフォワードのアプリマネーフォワードMEは私自身も使っており、非常に素晴らしいプロダクトです。
海外投資家などからも注目されており、今後どのようなプロダクトに進化していくのか楽しみです。
株式会社マネーフォワードの企業概要

概要
代表者:辻庸介
創業年月:2012年5月
従業員人数:600名程度
IPOについて:上場済み
株式会社マネーフォワードはすでに東証一部に上場済みです。
時価総額もかなり大きく今後も注目されているスタートアップです。
ただ、「スタートアップに行ってSOをもらうぞ」と意気込んでいる方には合わないかもしれません。
事業内容
- Money Forward Me :個人向け家計簿・資産管理サービス
- Money Forward クラウド:経理や人事労務を効率化する事業者向けSaaS型サービスプラットフォーム
マネーフォワードは個人向け、法人向けそれぞれに事業を展開しています。
個人向けサービスである「Money Forward Me」でマネーフォワードを知った方も多いのではないでしょうか。
私も日々の家計簿・資産管理に「Money Forward Me」を 愛用しております。
一方、法人向けサービス「Money Forward クラウド」は現状マネーフォワードの主力事業であり、マネーフォワードの売上全体の5割以上を占めます。以前紹介したfreee株式会社と共にクラウド会計業界を牽引してきました。
このほかにも、新規事業開発とM&A(グループジョイン)により、事業領域を拡大していっているのがマネーフォワードの面白いところでもあります。例えば、 M&AによりSaaSマーケティング領域に進出し、着々と成長を続けています。
新たにSaaS管理支援の事業領域に参入しました。
最近マネーフォワードはSaaS管理サービス「マネーフォワード IT管理クラウド」を提供開始しました。
「マネーフォワード IT管理クラウド」はSaaSのIDの一元管理ができるSaaS管理サービスです。
企業が導入しているSaaSや各従業員のSaaSのID発行・利用状況を一元管理できます。
現在SaaSを数多く導入している企業では、入退社時のID管理が行き届かないことによる重複課金等の課題が発生しているようです。
今後のSaaS市場の拡大に伴って、ID管理の課題が増加していくことが予想されるため、SaaS管理サービスへの需要も伸びていくと思います。
以下の記事で詳しく書かれています。
→SaaS管理サービス『マネーフォワード IT管理クラウド』を提供開始
マネーフォワードのミッションを解説
お金を前へ。人生をもっと前へ。
「お金」は、人生においてツールでしかありません。
しかし「お金」とは、自身と家族の身を守るため、また夢を実現するために必要不可欠な存在でもあります。
私たちは「お金と前向きに向き合い、可能性を広げることができる」サービスを提供することにより、ユーザーの人生を飛躍的に豊かにすることで、より良い社会創りに貢献していきます。
マネーフォワード公式HP
マネーフォワードのミッションは「お金を前へ。人生をもっと前へ。」となっています。
そして、そのミッションを達成するために、ビジョンとして「すべての人の、「お金のプラットフォーム」になる。」を掲げています。
このミッションとビジョンに沿って、マネーフォワードは個人と法人の双方に対してサービスを提供し、お金にまつわる課題解決を支援しています。
スタートアップでは、ミッションやビジョンへの共感は非常に重要になってきます。
なぜマネーフォワードが個人と法人の双方にサービスを提供しているのかを理解しておきましょう。
メイン事業は「Money Forward クラウド」

マネーフォワードのメイン事業は「Money Forward クラウド」
Money Forward クラウドはバックオフィスの様々なデータを連携し、経理や人事労務の面倒な作業を効率化するクラウドサービスです。経理業務のかなりの範囲をクラウド化・効率化することができるサービスになっています。
例えば、日々の取引の入力作業を自動化できます。
そのような機能を用いて、毎月の「会計業務」にかかる時間を約2分の1に短縮したという調査結果もあります。
プロダクトの詳細は以下リンクより確認することが出来ます。
マネーフォワードの主要なTwitterアカウントを紹介
スタートアップでは最終面接の際にほとんどの企業で代表が面接をすることとなります。
代表がどんなことを普段考えているのか、どんな人材を求めているかをツイートから推察することが出来るので、私はよく転職面接で受ける企業の代表のアカウントをフォローして確認していました。
マネーフォワードの主要なアカウントは以下です。
年収や評判も文句なしのマネーフォワード
転職するにあたって気になるのが、会社の評判や年収ですよね。
スタートアップだからといって侮ることなかれ。
最近のスタートアップは本当に凄いんです。
まずは特に気になる年収事情から。
年収水準は500万~程度
給与水準もかなり高く、年収は500万~1,000万程度で分布しているようです。
実際の年収事例は以下の通り。
Aさん(20代後半・法人営業)
年収:700万円
Bさん(30代前半・営業)
年収:550万円
年収はかなり高水準で年功序列ではなく、実力に応じた設定となっているようです。
年収などが気になる方はベンチャー特化のエージェント経由で話を進めると事前に年収を伝えてくれて、内定後の年収交渉もしてくれて非常に便利です。(私はこれで年50万交渉出来ました)
転職サイトは基本的に何でもいいですが、大手のリクルートダイレクトスカウトなどに登録しておけば間違いないかと思います。
売上好調のため転職者の口コミや評判も上々
実力主義の年収や自由な雰囲気などもあってマネーフォワードの評判や口コミはポジティブなものが多いです。
評価: 3成果を上げるとどんどん上げていく仕組み。半期に一回評価制度があるが、下がることはまったくない。とにかく成果が大事な環境。
転職会議より引用
評価: 3年収は同程度のSaaS系ベンチャー企業と比べて、やや良い印象。前職ベースが高い営業系職種の場合はそれなりにもらっている。
転職会議より引用
転職会議などの口コミサイトでは無料登録で社内で働いている方の生の声や選考通過者の声が見れるので是非企業選びの参考にしてください。
口コミサイトで評判が良くない企業はやはりそれなりの理由があるケースが多いのでブラックチェックにもおすすめです。(私も参考にしていました)
マネーフォワードの中途面接フローと面接回数
マネーフォワードで中途転職する際には特に変わった選考フローなどはないようです。(一部会社ではケース面接や動画作成などを求められるケースもある)
面接回数は2~3回程度が目安となっていますが、これはポジションや経験年数、そして面接結果などによっても変わってくるのであくまで目安と捉えておくのがよいでしょう。
- 選考フロー(クリックで開きます)
-
書類審査
→転職エージェント経由または直接HPより応募し、ESの審査面接2~3回
→一般的な面接(ポジションや経験によって変動)内定
マネーフォワードに中途で転職する際の面接質問対策
転職面接で聞かれる質問は聞かれ方が違う可能性はあるものの、多くが共通しています。
以下では代表的な質問をピックアップし、それぞれへの回答に役立つリンクを紹介しています。
志望理由
新卒の時も絶対に聞かれていた志望理由ですが、スタートアップはここを非常に重視する傾向があります。
冒頭に書いたように少人数が故に「この人とこれからやっていけるか」という視点で選考が進みます。
事業内容への理解はもちろん、興味も示すことが必要となります。
以下リンクが役に立つかと思いますので、ご確認ください。
将来的に何をやりたいか
将来的に何をやりたいかという質問は自分の将来だけでなく、それを実現するためにその会社で自分がどう貢献できるかを考える必要があります。
自分の志向と会社の向かっている方向が揃っている必要がありますので、マネーフォワードであれば「個人におけるお金の悩みからの解放」、「バックオフィスSaaS」などを軸に作っていくといいでしょう。
会社の方向性を知るには最新の動きなどを考慮する必要があります。
以下リンクで会社の動向を把握しましょう。
転職を考えたきっかけ
この質問では、転職すればその課題が解決することを示す必要があります。
基本的にネガティブな理由はあまり伝えない方がいいとされています。
- 事業への興味
- 裁量のある仕事
- 全体感のみれる仕事
上記のような理由を出来るだけポジティブに伝え、現職ではそれが実現できないという形が代表的かと思います。
特に事業への興味という部分はベンチャーに転職するうえで非常に重要なので、志望理由にも繋げやすくおすすめです。
以上がスタートアップ転職の際にされる代表的な質問になります。
このほかにも質問がされる場合ももちろんありますが、基本的には上記質問の深堀がメインとなりますので、十分に準備しておきましょう。
ちなみに私もコンサルからスタートアップに転職したのですが、転職するならforStartupsというエージェントを見てみると良いですよ。
これはステマでもなんでもなくて、単純に私が利用して非常に良かったスタートアップ特化のエージェントですので、是非参考にしてください。
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ここまで読んでいただきありがとうございました。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。