企業の概要に加えて、外部記事を紹介することで質問対策まで完結するようになっています。
軽視されがちですが、スタートアップは「ミッションへの共感」を非常に大事にするので、会社の成り立ちも含めて、なぜその会社に行きたいのかを整理しておきましょう。
今回はhey(ヘイ)株式会社について解説していきます。(※ビジネス職志望の方向け記事です)
転職をご検討中の方はブックマークして、いつでもこの記事を参照できるようにしておいてくださいね!
以下の目次より見たい箇所をクリックすると先に確認することが出来ます。
heyが提供するストアーズ(STORES)を30秒で解説
heyがどんなサービスを展開しているのか全く知らない方は公式のCM動画があるので、まずは参考にしてください。
heyの企業概要などは後述します。
heyは商売のデジタル化を支援するSTORESデジタルストアプラットフォームを提供しています。
海外投資家などからも注目されており、2020年には米投資ファンドのベインキャピタルや米金融機関のゴールドマン・サックスといった海外投資家から70億円以上の資金調達を行いました。
コロナ過でEC化需要に追い風が吹く中、今後どのようにプロダクトを進化させていくのか楽しみです。
hey株式会社の企業概要

概要
代表者:佐藤裕介
創業年月:2012年3月
従業員人数:300~400名程度
IPOについて:未上場
ヘイ株式会社は未上場です。
これまでの資金調達額もかなり大きく、今後も注目されているスタートアップです。
ただ、未上場とはいえ、シリーズEなのでストックオプションはあまり期待できないかもしれません。
ですが、 EC市場全体が伸びているため、heyは上場後の株価の伸びも十分期待できます。
ちなみにheyの競合となるBASEは19年10月に東証マザーズに上場しており、時価総額は1300億円超に達しています(2021年9月時点)。
次は事業内容を詳しく見ていきましょう。
事業内容
- 個人、中小事業者のデジタル化を支援する「STORES デジタルストアプラットフォーム」を展開
- STORES :ネットショップ開設・運営
- STORES 決済:キャッシュレス決済サービス
- STORES 予約:集客ができるネット予約システム
- STORES レジ:ネットショップと在庫を連動させるPOSレジ
heyはオンラインストア開設、キャッシュレス決済、オンライン予約システムなど、商売のデジタル化を支援するSTORES (ストアーズ)デジタルストアプラットフォーム を展開しています。
個人や中小事業者をターゲットにしてサービスが開発されています。
特に、キャッシュレス決済サービスやPOSレジサービスも含まれることから、実店舗も持つ事業者を支援するサービスが充実している印象です。
事例も豊富で、個人的にはセルフレジ化支援の事例が興味深いなと思いました。
新たにPOSレジサービスの提供を開始しました。
heyは2021年6月からSTORES レジ を提供開始しました。
STORES レジ はネットショップと在庫を連動させる新しい POS レジです。
レジとしての利用はもちろん、実店舗とネットショップの商品・在庫・売上データを一元管理できます。
STORES 決済 と連携して、キャッシュレスにも対応可能です。
STORES プラットフォーム にSTORES レジ が加わったことで、さらに個人・中小事業者のデジタル化促進が可能になりました。
以下の記事で詳しく書かれています。
→hey、実店舗とネットショップがひとつになった新しいレジアプリ 「STORES レジ」をリリース
heyのミッションを解説
Just for Fun
「たのしみ」のための経済へ。
何かを始めるのに、大きくなくてもいい。
hey公式HP
何かを満たすことは、たくさんでなくてもいい。
何かを成し遂げることは、どこだっていい。
今や、ひとの創造力を掻き立て、
経済のありかたまでをも変えていく原動力は、
それがたのしいかどうか。
本当に楽しいと思えるモノやコトが、
本当に必要としている人たちをつないでゆき、
ひとりひとりにとって居心地の良い
豊かな世の中をつくる。
もっともっと夢中になって
たのしさがつながっていく社会を
heyは信じています。
heyのミッションは「Just for Fun」となっています。
後ほど説明しますが、「STORES デジタルストアプラットフォーム」はこの理念に沿って作られています。
楽しいことを追求することや何かに夢中になることはとても幸せなことだと個人的に思っているので、このミッションはすごい素敵だなと思います。
スタートアップでは、ミッションへの共感は非常に重要になってきます。
heyが創りたい世界観はどういうものかを理解しておきましょう。
メイン事業の一つは「STORES」

heyのメイン事業の一つであるSTORES についてより詳しく解説します。
STORES は、本格的なネットショップを初心者でもかんたんに作成できるサービスです。
基本的なデザインテンプレートが用意されていて、無料で使用できるものも多いです。
デザインのカスタマイズの際にも、HTML/CSSなどの専門的な知識は一切不要です。
管理画面も非常に分かりやすく使い勝手がよいなと感じました。
また、販売スタイルに合わせた料金プランを用意していて、無料プランだと初期費用と月額料金0円でネットショップをオープンすることができます。
無料プランでも使用できる機能が豊富です。
例えば、Instagramで販売できる連携機能や予約販売機能があります。
プロダクトの詳細は以下リンクより確認することが出来ます。
heyの主要なTwitterアカウントを紹介
スタートアップでは最終面接の際にほとんどの企業で代表が面接をすることとなります。
代表がどんなことを普段考えているのか、どんな人材を求めているかをツイートから推察することが出来るので、私はよく転職面接で受ける企業の代表のアカウントをフォローして確認していました。
heyの主要なアカウントは以下です。
hey(ヘイ)の年収や評判

転職するにあたって気になるのが、会社の評判や年収ですよね。
スタートアップだからといって侮ることなかれ。
最近のスタートアップは本当に凄いんです。
まずは特に気になる年収事情から。
年収水準は450万~800万程度
heyは未上場企業であり、有価証券報告書等の発表がされていないため、正確な平均年収はわかりませんが、口コミサイトや求人サイト等を調査したところ、年収は450万~800万程度で分布しているようです。
実際の年収事例は以下の通り。
Aさん(20代後半・法人営業)
年収:600万円
Bさん(20代後半・カスタマーサポート)
年収:550万円
年収はそこそこ高い水準で、年功序列ではなく実力に応じた設定となっているようです。
年収などが気になる方はベンチャー特化のエージェント経由で話を進めると事前に年収を伝えてくれて、内定後の年収交渉もしてくれて非常に便利です。(私はこれで年50万交渉出来ました)
転職サイトは基本的に何でもいいですが、大手のリクルートダイレクトスカウトなどに登録しておけば間違いないかと思います。
hey転職者の口コミまとめ
口コミが気になるところだと思いますが、大手口コミサイトでの投稿は見当たらなかったので、各種フィードや人事の佐俣さんの発信されている内容をまとめてくださっている記事を紹介します。
→hey転職のための採用・求人情報、代表の佐藤裕介さんについてまとめました
heyの中途面接フローと面接回数
heyで中途転職する際には特に変わった選考フローなどはないようです。(一部会社ではケース面接や動画作成などを求められるケースもある)
面接回数は2~3回程度が目安となっていますが、これはポジションや経験年数、そして面接結果などによっても変わってくるのであくまで目安と捉えておくのがよいでしょう。
- 選考フロー(クリックで開きます)
-
書類審査
→転職エージェント経由または直接HPより応募し、ESの審査面接2~3回
→一般的な面接(ポジションや経験によって変動)内定
heyに中途で転職する際の面接質問対策
転職面接で聞かれる質問は聞かれ方が違う可能性はあるものの、多くが共通しています。
以下では代表的な質問をピックアップし、それぞれへの回答に役立つリンクを紹介しています。
志望理由
新卒の時も絶対に聞かれていた志望理由ですが、スタートアップはここを非常に重視する傾向があります。
冒頭に書いたように少人数が故に「この人とこれからやっていけるか」という視点で選考が進みます。
事業内容への理解はもちろん、興味も示すことが必要となります。
以下リンクが役に立つかと思いますので、ご確認ください。
将来的に何をやりたいか
将来的に何をやりたいかという質問は自分の将来だけでなく、それを実現するためにその会社で自分がどう貢献できるかを考える必要があります。
自分の志向と会社の向かっている方向が揃っている必要がありますので、heyであれば「こだわりや情熱、たのしみによって駆動される経済」、「お店のデジタル化」、「個人をエンパワーメント」などを軸に作っていくといいでしょう。
会社の方向性を知るには最新の動きなどを考慮する必要があります。
以下リンクで会社の動向を把握しましょう。
転職を考えたきっかけ
この質問では、転職すればその課題が解決することを示す必要があります。
基本的にネガティブな理由はあまり伝えない方がいいとされています。
- 事業への興味
- 裁量のある仕事
- 全体感のみれる仕事
上記のような理由を出来るだけポジティブに伝え、現職ではそれが実現できないという形が代表的かと思います。
特に事業への興味という部分はベンチャーに転職するうえで非常に重要なので、志望理由にも繋げやすくおすすめです。
以上がスタートアップ転職の際にされる代表的な質問になります。
このほかにも質問がされる場合ももちろんありますが、基本的には上記質問の深堀がメインとなりますので、十分に準備しておきましょう。
ちなみに私もコンサルからスタートアップに転職したのですが、転職するならforStartupsというエージェントを見てみると良いですよ。
これはステマでもなんでもなくて、単純に私が利用して非常に良かったスタートアップ特化のエージェントですので、是非参考にしてください。
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ここまで読んでいただきありがとうございました。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。