企業の概要に加えて、外部記事を紹介することで質問対策まで完結するようになっています。
軽視されがちですが、スタートアップやベンチャーは「ミッションへの共感」を非常に大事にするので、会社の成り立ちも含めて、なぜその会社に行きたいのかを整理しておきましょう。
今回はサイボウズ株式会社について解説していきます。(※ビジネス職志望の方向け記事です)
転職をご検討中の方はブックマークして、いつでもこの記事を参照できるようにしておいてくださいね!
以下の目次より見たい箇所をクリックすると先に確認することが出来ます。
サイボウズ(Cybozu)を3分で解説
サイボウズは日本国内のSaaS上場企業のうち、No.1の売上を誇る企業です。
そのサイボウズがどんなサービスを展開しているのか全く知らない方は公式の動画があるので、まずは参考にしてください。
以下の動画はサイボウズの主力事業の一つである「kintone」に関する解説動画です。
サイボウズの企業概要などは後述します。
サイボウズのkintoneは導入企業数が18,000社を超えており、売上高は前年比+37.5%と非常に好調なサービスです。
グローバル市場で注目され始めていて、北米や中国や東南アジアを中心に海外での導入も進んでいます。
今後どのように進化していくのか楽しみなサービスですね。
サイボウズ株式会社の企業概要

概要
代表者:青野 慶久
創業年月:1997年8月
従業員人数:857名(2020年12月末 連結)、647名(2020年12月末 単体)
IPOについて:上場済み
サイボウズ株式会社はすでに東証一部に上場済みです。
時価総額もかなり大きく今後も注目されているベンチャーです。
ただ、「スタートアップに行ってSOをもらうぞ」と意気込んでいる方には合わないかもしれません。
事業内容
- グループウェア事業:「情報共有」と「コミュニケーション」でチームワークを支援するツールの開発・提供
- kintone:業務アプリ構築クラウド
- サイボウズ Office:中小企業向けグループウェア
- サイボウズ Garoon:大企業向けグループウェア
- メールワイズ:メール共有システム
- メソッド事業:サイボウズがこれまで蓄積してきた人事制度やメソッドを企業・組織に提供
サイボウズは主にグループウェア事業を展開しています。
グループウェアとは、情報共有を通じてチームワークを促進させるソフトウェアです。
サイボウズの顧客は中小企業から大企業まで、幅広い組織やチームで活用されています。
また、グローバル市場でも注目され始めており、北米、中国、東南アジアを中心に海外での導入も進んでいるようです。
サイボウズの製品が政府認定クラウドサービスになりました。
サイボウズの製品である「kintone」や「Garoon」等が政府のセキュリティ評価制度「ISMAP」に追加されました。
つまり、一定のセキュリティ基準が満たされていると政府から認められたということになります。
今後政府調達の対象品目となりますし、一定のセキュリティが担保されている証明となるため、民間企業にとってもサイボウズの製品を選択しやすくなりそうです。
以下の記事で詳しく書かれています。
→サイボウズのクラウドサービスが「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)」に登録
サイボウズのミッションを解説
チームワークあふれる社会を創る
私たちはその理念に沿ってチームワークを支えるソフトウェア「kintone」「サイボウズ Office」「ガルーン」「メールワイズ」を開発し続けています。
また、離職率28%という危機をきっかけに、制度の見直し、チーム営業、マネージメントのチーム化といった、社内の風土・制度改革に取り組んでいます。“チームワークあふれる「社会」を創る”という理想に共感する多様な個性の組み合わせが、サイボウズのチームワークをつくり、イノベーションを生み、楽しいことがおこり続けています。
サイボウズ会社案内
サイボウズのミッションは「チームワークあふれる社会を創る」となっています。
このミッションに沿って、サイボウズはチームにまつわる課題を解決するサービスを提供しています。
スタートアップやベンチャーでは、ミッションへの共感は非常に重要になってきます。
サイボウズのサービスの背景にあるミッションを理解しておきましょう。
メイン事業は「kintone」

サイボウズのメイン事業の一つが「kintone」
kintoneは誰でも簡単にビジネスツールを作れる業務改善プラットフォームです。
開発の知識がなくても自社の業務に合わせたアプリケーションを簡単に作成できるクラウドサービスになっています。
kintoneの機能としては、データベース+プロセス管理+コミュニケーションの機能があります。
例えば、「案件管理」「進捗管理」「日報管理」といったアプリをプログラミングなしで作成することが可能です。
また、kintoneでできることを製品画面を使って紹介している動画があり、そちらも製品理解に役立つ内容でした。
サイボウズの主要なTwitterアカウントを紹介
スタートアップやベンチャーでは最終面接の際にほとんどの企業で代表が面接をすることとなります。
代表がどんなことを普段考えているのか、どんな人材を求めているかをツイートから推察することが出来るので、私はよく転職面接で受ける企業の代表のアカウントをフォローして確認していました。
サイボウズの主要なアカウントは以下です。
サイボウズの年収や評判
転職するにあたって気になるのが、会社の評判や年収ですよね。
ベンチャーだからといって侮ることなかれ。
最近のベンチャーは本当に凄いんです。
まずは特に気になる年収事情から。
年収水準は400万~程度
給与水準はそこそこ高く、年収は400万~800万程度で分布しているようです。
実際の年収事例は以下の通り。
Aさん(20代後半・法人営業)
年収:550万円
Bさん(20代後半・Web編集/コンテンツ企画)
年収:520万円
サイボウズの年収は、明確な給与テーブルがあるわけではなく、市場価値で決まるようです。
自分の市場価値をいかに上手くアピールするかが重要になってきそうですね。
働きやすい環境のため、転職者の口コミや評判は上々
自由な雰囲気などもあってサイボウズの評判や口コミはポジティブなものが多いです。
評価: 4【良い点】働き方を自分自身で選ぶことができる点。9パターンの働き方の中から自分に合った働き方を選ぶことができるので週4日、3日休みなどフレックスに働き方を工夫することが可能。
転職会議より引用
評価: 4【良い点】基本的に、仕事を上からもらうのではなく、各チームの目標の枠内で自分で企画し実行する力がつく。
転職会議より引用
転職会議などの口コミサイトでは無料登録で社内で働いている方の生の声や選考通過者の声が見れるので是非企業選びの参考にしてください。
口コミサイトで評判が良くない企業はやはりそれなりの理由があるケースが多いのでブラックチェックにもおすすめです。(私も参考にしていました)
年収などが気になる方はベンチャー特化のエージェント経由で話を進めると事前に年収を伝えてくれて、内定後の年収交渉もしてくれて非常に便利です。(私はこれで年50万交渉出来ました)
転職サイトは基本的に何でもいいですが、ビズリーチなどに登録しておけば間違いないかと思います。
サイボウズの中途面接フローと面接回数
サイボウズで中途転職する際には特に変わった選考フローなどはないようです。(一部コンサルなどではケース面接や動画作成などを求められるケースもある)
面接回数は2~3回程度が目安となっていますが、これはポジションや経験年数、そして面接結果などによっても変わってくるのであくまで目安と捉えておくのがよいでしょう。
- 選考フロー(クリックで開きます)
-
書類審査
→転職エージェント経由または直接HPより応募し、ESの審査面接2~3回
→一般的な面接(ポジションや経験によって変動)内定
サイボウズに中途で転職する際の面接質問対策
転職面接で聞かれる質問は聞かれ方が違う可能性はあるものの、多くが共通しています。
以下では代表的な質問をピックアップし、それぞれへの回答に役立つリンクを紹介しています。
志望理由
新卒の時も絶対に聞かれていた志望理由ですが、スタートアップはここを非常に重視する傾向があります。
冒頭に書いたように少人数が故に「この人とこれからやっていけるか」という視点で選考が進みます。
事業内容への理解はもちろん、興味も示すことが必要となります。
以下リンクが役に立つかと思いますので、ご確認ください。
将来的に何をやりたいか
将来的に何をやりたいかという質問は自分の将来だけでなく、それを実現するためにその会社で自分がどう貢献できるかを考える必要があります。
自分の志向と会社の向かっている方向が揃っている必要がありますので、サイボウズであれば「チームワークあふれる社会の創出」、「グローバル展開」などを軸に作っていくといいでしょう。
会社の方向性を知るには最新の動きなどを考慮する必要があります。
以下リンクで会社の動向を把握しましょう。
転職を考えたきっかけ
この質問では、転職すればその課題が解決することを示す必要があります。
基本的にネガティブな理由はあまり伝えない方がいいとされています。
- 事業への興味
- 裁量のある仕事
- 全体感のみれる仕事
上記のような理由を出来るだけポジティブに伝え、現職ではそれが実現できないという形が代表的かと思います。
特に事業への興味という部分はベンチャーに転職するうえで非常に重要なので、志望理由にも繋げやすくおすすめです。
以上がベンチャー転職の際にされる代表的な質問になります。
このほかにも質問がされる場合ももちろんありますが、基本的には上記質問の深堀がメインとなりますので、十分に準備しておきましょう。
ちなみに私もコンサルからスタートアップに転職したのですが、転職するならforStartupsというエージェントを見てみると良いですよ。
これはステマでもなんでもなくて、単純に私が利用して非常に良かったスタートアップ特化のエージェントですので、是非参考にしてください。
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ここまで読んでいただきありがとうございました。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。