企業の概要に加えて、外部記事を紹介することで質問対策まで完結するようになっています。
軽視されがちですが、スタートアップは「ミッションへの共感」を非常に大事にするので、会社の成り立ちも含めて、なぜその会社に行きたいのかを整理しておきましょう。
今回はキャディ株式会社について解説していきます。(※ビジネス職志望の方向け記事です)
転職をご検討中の方はブックマークして、いつでもこの記事を参照できるようにしておいてくださいね!
以下の目次より見たい箇所をクリックすると先に確認することが出来ます。
キャディ(CADDi)を1分で解説
キャディがどんなサービスを展開しているのか全く知らない方は公式の動画があるので、まずは参考にしてください。
キャディの企業概要などは後述します。
180兆円もの市場規模がある日本の製造業。
そんな製造業の社会課題の解決に取り組むキャディ。
最近大型の資金調達も実施し、ものすごい勢いで成長しているスタートアップです。
キャディ株式会社の企業概要

概要
代表者:加藤 勇志郎
創業年月:2017年11月
従業員人数:160名(2020年8月時点、正社員のみ)
IPOについて:未上場
キャディ株式会社は2021年10月時点で未上場です。
直近シリーズBとしてはかなり大きな資金調達を発表しており、投資家からかなり期待されています。
シリーズBなのでストックオプションも期待できるかもしれません。
事業内容
- 製造業の受発注プラットフォーム「CADDi」
キャディは、特注品の発注者と世界中の最適工場を自動でマッチングする、製造業の受発注プラットフォームサービス「CADDi」を提供しています。
発注者側の利用企業は約1600社(2021年5月現在)を突破しており、直近のCADDiの受注高は昨対比で約6倍に成長しているようです。
キャディが80.3億円の資金調達
2021年8月、キャディ株式会社がシリーズBラウンドで総額80.3億円の資金調達をしたことを発表しました。
これはシリーズBとしてはかなり大型調達で、海外投資家も入っています。
それだけキャディのサービスが見込みのある事業だということでしょう。
以下の記事で詳しく書かれています。
キャディのミッションを解説
モノづくり産業のポテンシャルを解放する
モノづくりに携わるすべての人が、
本来持っている力を最大限に発揮できる社会を実現する。
そのために私たちは、産業の常識を変える「新たな仕組み」をつくります。現在モノづくり産業では、非常に多くの力が埋もれたままになっています。
見積業務や管理業務に忙殺される、営業力が足りない、情報やネットワークが乏しい。
あらゆる理由によってがんじがらめにされ、
本来の開発力や技術力を発揮しきれていません。
こうした縛りをほどくことで、各企業のポテンシャルを解放。
産業全体に大きな力を生み出し、豊かにすることが私たちの使命です。小さな町工場も、歴史ある大規模メーカーも、創立まもないベンチャーも。
キャディ公式HP
すべてのモノづくり企業が強みを活かして輝き、新たな価値がたくさん生まれる。
そんな未来を切り拓くために、私たちは挑み続けます。
キャディのミッションは「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」となっています。
スタートアップでは、ミッションへの共感は非常に重要になってきます。
なぜキャディが製造業の受発注プラットフォームサービスを提供しているのかを理解しておきましょう。
メイン事業は「CADDi」

キャディのメイン事業は「CADDi」
CADDiは一括で見積もり対応から、サプライチェーンの管理・品質管理・納入まで行えるサービスです。
製造業の中でも調達領域の課題を解決するサービスになっています。
180兆円の市場規模を誇る日本の製造業。
その中でも調達領域の市場規模は120兆円規模と圧倒的に大きく、それなのに100年以上イノベーションが起きていない領域だったそうです。
驚くべきはその導入効果!
製造業における見積作業は非常に手間がかかるため、1日で出せるだけでもすごいと言われています。
それがCADDiを使えば見積を瞬時に出すことが可能です。
さらに素晴らしいのは、いわゆる下請け会社である加工会社にもきちんと利益が出る仕組みになっていること。
確実に業界の負を解決するサービスになっています。
ユーザーからの評価も高いです。顧客やパートナーからの声がこちらの動画にまとまっています。
サービスの詳細は以下リンクより確認することが出来ます。
キャディの主要なTwitterアカウントを紹介
スタートアップでは最終面接の際にほとんどの企業で代表が面接をすることとなります。
代表がどんなことを普段考えているのか、どんな人材を求めているかをツイートから推察することが出来るので、私はよく転職面接で受ける企業の代表のアカウントをフォローして確認していました。
キャディ株式会社の主要なアカウントは以下です。
PR情報もリツイートされていて、最新情報をcatch-upするのにも使えます。
普段からツイッター拝見していますと話して、きっかけ作りするのもいいですね。
キャディの年収や評判
転職するにあたって気になるのが、会社の評判や年収ですよね。
スタートアップだからといって侮ることなかれ。
最近のスタートアップは本当に凄いんです。
まずは特に気になる年収事情から。
年収水準は400万~程度
給与水準はスタートアップの中では平均的に高く、人材採用には力を入れているようです。
給与水準も高く、年収は400万~1,000万程度で分布しているようです。
実際の年収事例は以下の通り。
Aさん(20代後半・オペレーションマネジメント)
年収:700万円
年収は年功序列ではなく、実力に応じた設定になっているようです。
新卒と中途で昇進スピードの差もないと聞いています。
また、キャディは給与テーブルを社外に分かりやすく公表しています。

※1000万~2000万程度は主に役員クラスのようです。
気になる方は以下のリンクから確認できるので、確認してみてください。
転職者からの評判は上々も、ハードワークは必須
事業の将来性、経営陣や同僚の能力の高さもあって転職者からの評価は高いようです。
ただ、「生活の大半が仕事になる」というスタートアップでよくある悩みも記載されてました。
やはりそこは覚悟して飛び込む必要があります。
業務過多になるのは企業が著しく成長しているからとも言えます。
ハードワークによる辛さを成長痛と捉えられるか。
やはりこのフェーズのスタートアップは合う合わないが結構分かれそうですね。
評価: 5とにかく社長の優秀さ。これに尽きる。もちろんみんな若いし有望だし、異次元なキャリアの人の集まりだが、その中にあっても頭50個分くらい突出しているのが社長。彼がいる間は絶対に成長し続けるし、彼の理念は本当に素晴らしい。
転職会議より引用
評価: 3業務過多。基本的に仕事が生活のほとんどになる。長く続けるのは難しいという印象を持ちました。
転職会議より引用
転職会議などの口コミサイトでは無料登録で社内で働いている方の生の声や選考通過者の声が見れるので是非企業選びの参考にしてください。
口コミサイトで評判が良くない企業はやはりそれなりの理由があるケースが多いのでブラックチェックにもおすすめです。(私も参考にしていました)
年収などが気になる方はベンチャー特化のエージェント経由で話を進めると事前に年収を伝えてくれて、内定後の年収交渉もしてくれて非常に便利です。(私はこれで年50万交渉出来ました)
転職サイトは基本的に何でもいいですが、大手のリクルートダイレクトスカウトなどに登録しておけば間違いないかと思います。
キャディの中途面接フローと面接回数
キャディで中途転職する際には特に変わった選考フローなどはないようです。
面接回数は2~3回程度が目安となっていますが、これはポジションや経験年数、そして面接結果などによっても変わってくるのであくまで目安と捉えておくのがよいでしょう。
- 選考フロー(クリックで開きます)
-
書類審査
→転職エージェント経由または直接HPより応募し、ESの審査面接2~3回
→一般的な面接(ポジションや経験によって変動)内定
キャディに中途で転職する際の面接質問対策
転職面接で聞かれる質問は聞かれ方が違う可能性はあるものの、多くが共通しています。
以下では代表的な質問をピックアップし、それぞれへの回答に役立つリンクを紹介しています。
志望理由
新卒の時も絶対に聞かれていた志望理由ですが、スタートアップはここを非常に重視する傾向があります。
冒頭に書いたように少人数が故に「この人とこれからやっていけるか」という視点で選考が進みます。
事業内容への理解はもちろん、興味も示すことが必要となります。
以下リンクが役に立つかと思いますので、ご確認ください。
将来的に何をやりたいか
将来的に何をやりたいかという質問は自分の将来だけでなく、それを実現するためにその会社で自分がどう貢献できるかを考える必要があります。
自分の志向と会社の向かっている方向が揃っている必要がありますので、キャディであれば「下請け構造ではなく、得意分野・強みをベースにフラットに取引が行われる産業構造の創出」、「グローバル展開」、「受発注プラットフォームを軸にしたソリューション拡大」などを軸に作っていくといいでしょう。
会社の方向性を知るには最新の動きなどを考慮する必要があります。
以下リンクで会社の動向を把握しましょう。
転職を考えたきっかけ
この質問では、転職すればその課題が解決することを示す必要があります。
基本的にネガティブな理由はあまり伝えない方がいいとされています。
- 事業への興味
- 裁量のある仕事
- 全体感のみれる仕事
上記のような理由を出来るだけポジティブに伝え、現職ではそれが実現できないという形が代表的かと思います。
特に事業への興味という部分はスタートアップに転職するうえで非常に重要なので、志望理由にも繋げやすくおすすめです。
以上がスタートアップの転職の際にされる代表的な質問になります。
このほかにも質問がされる場合ももちろんありますが、基本的には上記質問の深堀がメインとなりますので、十分に準備しておきましょう。
ちなみに私もコンサルからスタートアップに転職したのですが、転職するならforStartupsというエージェントを見てみると良いですよ。
これはステマでもなんでもなくて、単純に私が利用して非常に良かったスタートアップ特化のエージェントですので、是非参考にしてください。
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ここまで読んでいただきありがとうございました。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。