【未経験者向け】Webマーケティングの独学勉強方法を現役社会人マーケターが教える

 
管理人
「Webマーケティングを本業にしたいけど、現状未経験…。転職前にどうにか勉強しておきたいけど独学でどう勉強すればいいんだろう?」

こんな悩みを持つあなたへの記事です。
私自身、未経験からマーケティングに転職を成功させており、未経験なりに独学で勉強をしてきました。
その経験をもとに記事にまとめていきます。

 

未経験からマーケティング職の内定を得ることはもちろん可能ですが、マーケティングのことを全く理解していない状態での転職は正直厳しいです。

マーケティングの基礎を理解したうえで選考に臨めば通過確率は数%でも上がります。

この記事では未経験転職者が「書類選考は8割通過する」ことを目標にまとめまとめています。

出来るだけ行動に起こしやすいように分かりやすくまとめていくので、是非ブックマークして何度も確認してみてください。

では早速確認していきましょう!

未経験でも20代ならWebマーケティングを勉強して転職可能

詳しくは以下の記事でも説明していますが、あなたがもし20代なら今Webマーケティングを未経験でも独学で勉強して転職することは可能です。

→【体験談】マーケティングは未経験だと難しいが20代なら無理ではないという話

そもそも私自身が未経験でマーケティング職へ転職成功させているので、無理ではないということは分かっていただけるかと思います。(上場企業のマーケティング職内定を複数いただいております)

ただ上記の記事で説明しているように今採用に携わる立場になってみて、「マーケティングやりたいです!」という方より「独学でSEOを学ぶためブログ運営をして1万PV達成しました。御社でもSEOで事業に貢献したいです」という事業への解像度が高い方を積極的に採用したいと考えております。

「いまいち未経験の自分が転職成功する将来が見えない」という方は一度上記の記事を読んでいただけると良いかと思います。

少しでも業務内容への理解を深めるためにも未経験者は独学でWebマーケティングを勉強する必要があります。

本記事では実際に私が行っていた方法を詳しく説明しているので、是非ご確認ください。

【未経験注意】マーケティングを本だけで勉強すると失敗する

本だけでマーケティングを勉強すると失敗します

断言します。

本だけ、つまり自分の手を動かさずに知識ベースでマーケティングを勉強しようとすると確実に失敗します。

マーケティングの概要について分かっていることと実務レベルでそのスキルを活かせることは全くの別物だからです。

イメージしてほしいのですが、マーケティングの大学教授は知識という分野においては圧倒的かもしれませんが、彼らが一般事業会社に転職して活躍できるかというと微妙です。

ここを未経験者は理解すべきで、マーケティングは特に「理論」「実務」を分けて考える必要があります。

「マーケティングとは何か」を概念レベルで理解していてもそれは企業が欲しているマーケティング人材ではないということです。

実務レベルまで落とし込んで初めて企業の求める人材となります。

ただ、まずは書籍・Webなどでの学習が必須だと思うので、その方法を次章からお伝えします。

未経験で独学する際、「マーケ領域」×「自分の経験」を意識する

未経験者が独学する場合「マーケ領域」×「自分の独学経験」などの切り口で語ると効果的です。

例えば「SEO」×「メディア運営経験」「WEB広告」×「リスティング広告運用経験」などです。

つまり領域は必然的に独学を行いやすい領域を選択することになります。

マーケティングオートメーション(MA)領域などはマーケティングの中でも独学で経験を積みにくい分野なので、結果的に候補から外れてしまいます。

個人で独学する際に候補に挙がるのは以下大きく3つです。

・SEO(参入障壁:中、難易度:中、収益性:中)
・WEB広告(参入障壁:中、難易度:高、収益性:高)
・SNS運用(参入障壁:低、難易度:低、収益性:低)

個人的にはSEOがWebマーケティングの全体感がつくと考えており、参入障壁としても適切なレベルだと考えています。
SNS運用は簡単に始められる分、ライバルが増えすぎておりあまり評価されなくなっている印象です。

上記3つのうち自分が向いていると思うものを選択し独学を進めていく形がおすすめです。

ここからは領域ごとに独学方法をまとめていきます。

ブログ運営でSEOを学びWebマーケティングを勉強する

参入障壁 4
難易度 3.5
収益性 4.5
コスト 4.5
総合 4.5

いよいよここから私が実際に行っていた方法をお伝えします。

先ほどもお伝えしましたが、「理論」と「実務」は分ける必要があります。

理論を学んでから実務を行おうとするのではなく、実践しながら並行して本などで理論を学ぶ方が断然効率的です。

では早速SEOの学び方を見ていきましょう。

自分でサイトを立ち上げて運営してみる

SEOはポジションも多く、参入障壁もそこそこあることで少しの経験で採用してもらえることがあり、非常におすすめです。(迷っている方はSEOから入るのが一番いいかもしれません)

SEOを独学で勉強する場合、自分でサイトを立ち上げることが必須となります。

サイトを立ち上げると聞くとなんだか難しそうで身構えてしまうかもしれませんが、今のサイト立ち上げは本当に簡単で、コストも月に1500円程度で試すことが出来ます。

ちなみにプログラミングの知識などは特に必要なく文系の方でももちろん簡単に出来ます。(私も文系でプログラミング未経験でした)

サイトを立ち上げて自身の得意分野・経験(大学時代、スキル、前職)などから軸となるテーマを選定します。

そしてその分野に関する記事を書き続けていく中でSEOを学んでいくことになります。

得意分野というと何か特別なことでないといけないのではと感じるかもしれませんが、そんなことはありません。

私が初めて作成したサイトは就活系のサイトで就活に関する最新情報を自分でまとめながら発信していました。(最高月30万PV、50万円ほどの収益でした。)

例えば英語に関する発信を行おうとした場合、TOEIC900以上でないといけないというわけではなく、700点の人は700点を目指す方向け、500点の方は500点を目指す方向けに記事を書けばいいのです。

Web広告のアフィリエイトでマーケティングを学ぶ

参入障壁 2
難易度 2
収益性 5
コスト 1
総合 3

Web広告を未経験から独学で勉強する場合、アドアフィリエイトで学ぶことになります。

アドアフィリエイトとは聞きなれない言葉かもしれませんが、(アド=広告)(アフィリエイト=販売代理)が連なった用語です。

つまり広告を自分で打ちながら誰かの商品を売るということで収益を得る方法です。

アフィリエイトをそもそも知らない方向けに説明すると、以下のようにASPという広告をまとめている企業に登録することで企業案件を受けることができるようになり、それを紹介することで紹介料をもらうビジネスです。

WEB広告でアフィリエイトを行う方法は当たれば大きく稼げますが、体感9割くらいの方が1円も稼げずに撤退するのであまり未経験にはおすすめできません。

ただSEOと違い即効性があるのが、WEB広告です。(最短即日で成果が出ます)

SEOのように3か月とかは待てないという方はこちらに挑戦してみてもいいでしょう。

実際にWEB広告を使ってアフィリエイトをしてみる

WEB広告でアフィリエイトというと広すぎるので、まず「何の広告を使って(媒体)」「何を売るのか(商材)」を決める必要があります。

媒体であればFacebook広告、リスティング広告が一番取り組みやすいかと思います。

商材に関しては自分自身が使用したことのあるものを選定するのがおすすめです。

この商材ですが、先ほど少し触れたASPというものに登録すると確認できるようになります。

商材と媒体が決まれば、ランディングページと呼ばれる商材宣伝用のWebページを作成して実際に広告を回していくことになります。

WEB広告は大きく稼げる分、説明が多くなりがちで恐縮ですが本記事では大枠だけ掴んでいただければと思います。

お手軽なSNS運用でWebマーケティングの基礎を勉強する

参入障壁 5
難易度 2
収益性 2
コスト 5
総合 3

最後はおなじみのSNS運用です。

ここに列挙しておいて恐縮ですが、筆者はSNS運用でWebマーケティングを勉強することを推奨しません。

理由としては大きく以下2つです。

①競合が多すぎて評価される基準がインフレしている(最低でもInstagram3万、Twitter10万程度は欲しい)

②マーケティングという文脈ではまだまだ評価されにくい

特に②に関してはイメージいただけるかと思いますが、「SNS集客ができる」=「マーケティング候補として有力」となっていないのがリアルなところです。

一つ誤解頂きたくないのは、SNSの威力について、私は十分認識しています。

その上でまだまだ転職というマーケットにおいてはSNS運用が軽んじられているという事実を認識する必要があります。

SNS運用でフォロワー集客&アフィリエイト実績を作る

SNS運用を独学で学ぶ場合はアドアフィの場合と同じで「どのSNS(媒体)」×「何を売る(商材)」を決めるという形です。

媒体としておすすめなのはInstagramもしくはTiktokで比較的企業側にもニーズがあります。

逆にフォロワーが伸ばしやすいTwitterは企業側が運用しづらいという点と、アフィリエイトがしにくいという点があるためおすすめできません。

媒体が決まればそれに合わせて商材を選択することになりますが、ここでもASPと呼ばれるサイトに登録して商材を選ぶのが良いでしょう。

大変恐縮ながら、SNS運用に関しては私もそれほど知見がなく、実験中の身ですので有名な方のコンテンツを読み込んで、そのままパクる(言葉は悪いですが)ことが最優先です。

以下におすすめの教材をまとめておきましたので、是非参考にしてください。

SNS運用で必読の参考資料

SNS運用経験は中途転職には向かないかもしれませんが、稼ぐ経験を積みたい方にとっては一番手っ取り早い方法です。

SNS運用に関してはたくさんの記事がありますが、実際に手を動かせるレベルの情報となるとやはり有料商材に頼る必要があります。

SNS上でしっかり実績を出されている方をピックアップしてみたので、自分の興味に合うものを選んですぐにでも実践してみてください。

転職前はWebマーケティング業務への解像度を高めることが重要

ここまで独学で未経験からWebマーケティングを勉強する方法を伝えてきましたが、とにかく未経験のうちはマーケティングという業務への解像度を高めることが必要です。

勉強をしている間は企業で正社員として働いた場合、その知見がどう生きるのかを考えながら学ぶ必要があります。

はじめは慣れないことばかりで中々大変かと思いますが、是非食いついて見てください。

ここを耐えれば、半年後くらいにはマーケティングの職員として働いている可能性がグッと高まります。

不明点などがあれば、コメント欄にいただけるとお返事できることもあるかと思いますので、是非ご活用ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

最新情報をチェックしよう!
>アツい企業100選をLINE@で配布中です

アツい企業100選をLINE@で配布中です

運営者が今転職活動をするなら、絶対に受けたい・入社したい企業を100社厳選しました。見やすい画像で概要がまとめられています。

CTR IMG