【体験談】転職エージェントと直接応募のメリット・デメリットまとめた

  • 2021年10月9日
  • 2022年5月18日
  • 転職tips
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管理人
いざ転職をしようとなったとき、転職エージェント経由の方法と企業への直接応募の2パターンが大きくあります。
個人的には無料の転職エージェントを使った方がスケジュール管理などしてくれて楽で好きなのですが、特定条件においては直接応募の方がいいパターンがあります。
仲のいい友人に転職エージェントの人間もいるので、裏事情なども混ぜつつ情報提供できればと考えています。

「転職エージェント経由」vs「企業への直接応募」

この戦いに基本的には正解というものはなく、ケースバイケースというのが結論になります。

ただ、それぞれのデメリット・メリットをしっかり知ったうえで使い分ければ転職活動に悪い影響を与えることはありません。

この記事では転職経験者である私の実体験からそれぞれについてまとめていきたいと思います。

【体験談】私はエージェント経由で転職活動をしました

赤の他人の私のことなんて興味も湧かないと思うんですが、私はエージェントを経由して転職活動をして無事に成功しています。

ここでお伝えしたいのは「転職エージェント使ったほうがいいよ!」というようなメッセージではなく、私がどんなことを考えて転職活動をしていたのかです。

そもそも転職活動は働きながら並行して進めることが多いかと思います。

私もそのパターンで日中は9時~20時くらいで働いていたので、正直転職活動に割く時間はそんなになかったんですね。

転職活動をするとなると10社弱選考を進めることも少なくないと思いますが、それの選考フロー管理・面接の日程調整をするのは困難だと見込んで転職エージェント経由を選択しました。

個人的にこの選択は間違いではなかったと思っており、結果的に転職活動は大成功で終えることが出来ました。

ただ転職活動を経て、一歩間違えればエージェント経由が悪い方向に働いていたなと感じたので、詳しく語ろうと思います。

基本的にはエージェントで良いが、直接応募が良いパターンも

前章でもお伝えした通り、基本的には転職エージェント経由で問題ないと思っています。

手間な選考管理や日程調整も全て無料で行ってくれますし、ぶっちゃけた話、本業で疲れている時でも転職エージェントへの連絡は後回しにしても相手側の企業には伝わらないですからね…笑

これが直接応募であれば面接評価にもろ響きなので注意が必要です。

ただ中には直接応募の方が好ましいケースが2つあります。それは以下の通りです。

1.志望企業が10人程度の小規模事業者だったとき
2.転職エージェントが使えないとき

それぞれ詳しく見ていきましょう。

志望企業が10人程度の小規模事業者だったとき

まずは志望先の企業がかなり小さい企業だった時です。

なぜ小規模の企業に応募する際に直接応募の方がいいかというと、小規模企業では採用にかける費用がそれほど大きくないためです。

当たり前ですが企業はあなたを雇う際にコストがかかります。

転職エージェント経由であれば、「人件費+転職エージェントへのフィー」というような支払いになりますが、直接応募なら「人件費」のみの支払いで済みます。

転職エージェントへのフィーは3割程度と言われたりするので、400万程度の年収であなたが転職すれば100万程度の追加費用を支払う必要があります。

企業にとって100万というのはかなり小さな数字ですが、小規模事業者にとっては大きな痛手なので、「せっかくだけど採用を見送ろう」というような結論になる場合があります。

転職エージェントが使えないとき

もう一つは使える転職エージェントが見つからないときです。

「転職エージェントは使えない」、「転職エージェントなんてゴミだ」というようなコメントも多く見られますが、全員が全員そんなことはありません。

彼らの中には一流企業を経て入社しているメンバーもいるので、人さえ選べばあなたにあった適切なフォローをしてくれます。

ただ中には使えない転職エージェントがいることも確かです。

  • 特定の企業ばかりおすすめしてくる
  • 自分の希望を全く聞いてくれない
  • 返信が2日以上空く

こういった特徴が当てはまれば基本的には使う価値のないエージェントですので、さっさと見切って直接応募に切り替えるほうがいいでしょう。

直接応募する際、これだけは気を付けてほしい

前章で触れたような場合は直接応募で進めることも視野に入れるべきです。

ただ注意してほしい点が以下の2点です。

1.しっかり採用フォームから連絡する
2.返信はマメに返しておく

それぞれ詳しく解説していきます。

しっかり採用フォームから連絡する

これ本当にちゃんと守ってください!!

「どういうこと?」という印象かと思いますが、通常企業のHPには「採用フォーム」「企業からの問い合わせフォーム」が設置されています。

採用フォームから先方にコンタクトを取るのは全く問題ないのですが、企業からの問い合わせフォームから採用の連絡をしてしまうと企業からあなたへの評価は下がります。

企業は問い合わせフォームで見込み企業の管理をしているので、そこにあなたのデータが紛れ込むと削除対応をする必要がありめんどくさいわけです。

「相手のことを考えられない人」という第一印象を持たれないためにも採用フォームから申込をすることはしっかり意識してください。

返信はマメに返しておく

ここは少し先ほど触れたところですが、返信はマメに返すようにしてください。

転職エージェント経由の場合は多少遅れても、直接企業からの評価に響くことはありません。

ただし直接企業とやりとりする際は連絡を失念するなどすると割と致命的です。

常識の範囲内でしっかりやり取りを変える必要があるので、気を付ける必要があります。

こういった理由もあって、現職と並行して転職活動をする場合は基本的に転職エージェントに丸投げするほうがいいのではないかと考えています。

エージェントを使うにしてもうまい使い方があるので、最後にそこだけは確認しておきましょう。

転職エージェントを使う場合は上手な使い方を覚える必要がある

基本的に転職エージェントを使えば問題ないということが分かっていただけたかと思いますが、エージェントを使う際にも上手な使い方があります。

いくつかあるのでそれぞれ見ていきましょう。

自分の志望業界の動向を聞いてみる

まずは自分の希望業界を示したうえで、その業界の採用動向を聞いてみましょう。

優秀なエージェントであれば業界の採用動向はしっかり頭に入っており、分かりやすく伝えてくれます。

この時に「あなたの職歴では厳しい」というようなフィードバックをもらうこともあるかと思いますが、それが論理の通ったものであればしっかり受け止めてください。

厳しい意見には耳をふさぎたくなりますが、率直な意見を伝えてくれるエージェントは貴重です。

履歴書の添削をしてもらう

信頼できるエージェントだとわかれば履歴書の添削をしてもらいましょう。

私も今振り返ると恥ずかしいのですが、素人の履歴書は粗だらけです。

プロとして自分の経歴書にしっかりフィードバックしてもらえるようにしましょう。

選考前に面接情報を確認する

最後に選考前にその企業では過去どんなことを聞かれたのかを確認しておきましょう。

面接情報を詳細に共有してくれるようなら、そのエージェントは信頼しても良いでしょう。

エージェントをうまく使うコツを紹介してきましたが、上記をクリアすればそのエージェントを信頼して選考を進めていきましょう。

ちなみにどこで良いエージェントを見つけられるかは正直運なのでなんとも言えません。

私はリクルートダイレクトスカウト、ビズリーチ、あたりのサイトを使ってエージェントを見つけていましたが、基本有名なところ複数に登録して相性が合う人を見つけていくという姿勢がいいかと思います。

登録は無料なので参考までにどうぞ。

→リクルートダイレクトスカウト

転職エージェントと直接応募の両方をうまく使い分けよう

ここまで実体験をもとに転職エージェントと直接応募についてまとめてきました。

エージェント経由にも直接企業にもそれぞれメリット・デメリットがあります。

それぞれの良しあしをしっかり理解して使い分けることが必要です。

あくまでそれぞれは手段なので、自分自身が転職活動に真摯に取り組む必要があります。

大変かと思いますが、あなたが素敵な転職活動を送れることを願っております。

大手→スタートアップで転職した私の経験談をまとめましたので、ベンチャー転職を考えている人は参考にしてください。

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